せっかくピアスホールを開けたのに、膿んでしまって困っているという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
ピアスは膿や出血を起こしやすく、毎日の正しいケアが必要になってきます。
膿がひどい時には、病院を受診した方がいいのですが、病院ではどんな対処法をしてくれるのか謎ですよね。
また、お金もいく手間もかかるのだからしっかり知っておきたいものです。
今回はピアスの膿ができた時の病院での対処方法を紹介していきます。
ピアスの膿とはどのような症状か?
膿は、ピアスホールが様々な理由で細菌感染して化膿した時に出る液体のことです。
これを体液と間違えてそのままにしてしまう人もいるのですが、体液が無色無臭なのに対し膿の場合は黄色で強い臭いがします。
膿汁がでると痛みも伴うので体液と違うことがわかるでしょう。
膿ができる原因
膿ができる原因は細菌感染だと説明しましたが、どのような時に細菌感染が起こるのかいくつか紹介します。
自分にあてはまるものがないかチェックしてみてください。
- ピアスを汚い手で触る
- 消毒の方法が間違っている(消毒のしすぎも含む)
- ケアを怠った
- プールや海などに入って感染
- ピアスを付け替えた
- 化膿しやすい体質
- 金属アレルギーだった
あてはまるものがあった人は、それが原因で膿ができてしまったのでしょう。
耳に穴を開けることで、皮膚は傷つき弱っていて細菌に感染しやすい状態なので、注意しないとすぐに化膿してしまい膿がでてしまいます。
膿んだ耳を病院ではどうやって対処するのか
膿んでしまったらなるべくはやく対処することが大切です。
まず、腫れがない軽傷の場合は、「ホットソーク」というセルフケアでよくなります。
これは、お湯と食塩を使って体内の塩分濃度と似た食塩水を作り、それを耳に当てて15分程度待ちます。
15分経ったらシャワーできれいに洗い流します。細胞が循環されて、細菌を取り除いてくれます。
次に、軽い腫れと軽い膿の場合です。
この場合は薬局で売っている軟膏を塗るようにします。
抗生物質入りの軟膏をピアスホールに塗ってしばらくおきます。
膿みや腫れが時間とともにひいてきます。
最後に、腫れと膿みともに重症の場合は、セルフケアでは治せないので病院に行ってください。
皮膚科では、市販のものよりも化膿に効く抗生物質を処方して対処してくれるところが多いです。
まとめ
ピアスホールに膿ができたら、放っておくとどんどん細菌感染が進んでしまうので、なるべくはやく対処するようにしてください。
症状が軽い場合でセルフケアしてもよくならない時は、病院に行くことをおすすめします。
市販の軟膏では効果がなかったという人でも、皮膚科の薬を塗ったらすぐよくなる場合があるので、はやめの受診を心がけましょう。
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