オシャレとして唇や鼻など、粘膜を貫通している場所にピアスを開けている人も多いのではないでしょうか。
開けた時の痛みはとても痛そうですよね。
そこで、顔ピアスを開けた時の痛みやトラブル、人の役に立つ献血は出来るのかを調べてみました。
顔ピアスの痛みとは
鼻は、耳と同じくらいの皮膚の厚さに思えますが、耳よりもかなり硬いためニードルを使ったセルフピアッシングではかなり力を入れないと貫通させることが出来ません。
そのため、変な方向に力が入ってしまうとホールがゆがんでしまったり、内部で鼻腔内を傷つけてしまうというトラブルも多くみられます。
また、敏感な粘膜部分なので痛みも強く、顔の中でもケアがしにくい場所です。
ホールが安定せず鼻の通りが悪くなってしまうという事もあるようです。
口の内部につけるタンピアスで最も多く人気があるのは、舌の中央に太目のアクセサリーを貫通させるセンタータンです。
しかし、ホールをあける位置や拡張のし過ぎによって舌自体の形状が変わってしまう事もあるのです。
また、口周辺でも特に人気の高い舌ピをセルフピアッシングで開ける人も増えているようですが、まっすぐキレイにあけるのが難しい場所であり、トラブルが起こりやすい部分です。
鼻も口もトラブルを避けるためにもセルフピアッシングではなく、医療機関であけることをおススメします。
献血は出来るのか
日本赤十字社のHPでは、「口唇、口腔、鼻腔など粘膜を貫通してピアスを挿入している場合は、献血をご遠慮いただいています。」と記載されています。
耳たぶのピアスの場合と、鼻や、粘膜軟骨の場合との違いは、ウイルスと細菌のどちらも考えられますが、粘膜云々・・・
は細菌感染を想定しているそうです。
通常の耳たぶと異なり、角質化しにくい粘膜などの場合は、穿孔部から細菌が進入して菌血症を起こしている可能性を否定できないからだそうです。
また、粘膜の部分は、専門家にあけてもらった場合でも、粘膜は角質化しにくいこと、鼻腔や、口腔には多数の雑菌が常在していることが理由なので不可能のようです。
まとめ
オシャレに見えて可愛い顔ピアスですが、間違ったやり方をしてしまうとトラブルが起こってしまう事もあります。
きちんと専門の医療機関で開ける事をオススメします。
また、献血も受血者の安全性が重要なので、残念ですが粘膜に貫通している場合はあきらめた方がよさそうですね。
献血以外の違う事で人の役に立てればいいですね。
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