筆者がピアスを開けたばかりの頃、朝起きると寝ている間に滲んできた血と組織液がピアスと穴とをカチカチに固めてしまっている!ということが何度もありました。

そうなるとなんだか怖くて、無理にピアスを回したくなるのですが、くっついた皮膚がよれて痛い、どうしよう……と不安になることも。

ピアスホールは傷口ですので、治ろうとする力が働きます。

ピアスのポスト(耳の中に刺さる部分)が皮膚に癒着することは滅多に起きないでしょうが、抜けにくくなったり埋没することはあるそうです。

ピアス ふさがる 防止

ピアスホールをきれいにつくるためには

何よりも重要になるのは、お風呂のときです。

お風呂で血や組織をふやかしてから、ゆっくりと回しましょう。

とは言え、無理に回すことを意識する必要はありません。

お湯でピアスホールを洗う時に、ピアスホールとポストの隙間をなるべく通すようにしてください。

血、汗、組織、ホコリ、シャンプーやコンディショナーなど、隙間に入ってしまう汚れをきれいに洗い流すようにしましょう。

この時にやり過ぎると、逆にピアスホールを傷めてしまいますので、程々に。

あくまで洗うことが大切ですので、無理はしないことが第一です。

ピアスの選び方にも気をつけて

ポストが長めのものを選ぶと、洗浄するときにもやりやすいです。

筆者は耳たぶが分厚い方なので、少しでも腫れてしまうとポストの長さいっぱいに膨れてしまい、洗い流すのもままならずとても痛い思いをしました。

なので、やはり余裕を持ったポストを選ぶのが無難でしょう。

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回す方がいい派も?

ピアスの処置方法には諸説あって、結論としては自分に合った方法を選ぶのがいいと思うのですが、ポストを積極的に(朝夕2回など定期的に)回した方がいいという説もあるそうです。

しかし、腫れているときにも無理に回して積極的に膿や組織を出していく方法は、あまりオススメできません。

ピアスホールを痛めると、その外側の部分にまで炎症が広がって、穴が安定するどころかもっとひどい怪我になり兼ねないからです。

それよりは、無理の無い範囲で洗いながら様子を見て、酷くなるようでしたら皮膚科などのお医者さんにかかった方が良いと思います。

まとめ

ポストを回すことそのものよりも、ピアスホールを清潔に保つことを意識した方が、無理なく処置ができると思います。

回さないとポストとピアスホールが癒着しそうで不安になるという人は、まずは乾いてくっついた組織や血などを柔らかくして洗い流してから行うと、ピアスホールを傷めずにポストを回せるでしょう。

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