ピアスをしていて膿や腫れが起こってしまうことは多いので、放置しておけば治るだろうと何も対処をしていない人はいませんか。
ピアスの腫れや膿は放っておくと更に悪化してしまったり、一向に治らず止まらなかったりという場合もあります。
今回は、そもそもなぜ膿やかゆみ・腫れが起こるのか?という疑問から、起こってしまったらどうすればいいのか?というところまでご紹介します。
膿が止まらない原因と対処法
ピアスホールが黄色い色の膿だらけで止まらない!膿があってピアスが固まってしまう!自分ではちゃんと洗浄や消毒をしているつもりでもそのケアが間違っている場合があります。
膿の原因は、ケアをしないことによるもの、ピアスホールを触った時に汚れたことによるもの、消毒不足です。
ピアスを触った時の手が汚れていてそこから膿になることが原因の中では一番多いです。
膿が起こってしまったらピアスは外してください。
ピアスを外して数日してもよくならない場合は病院に行き、ステロイド軟膏や抗生物質を処方してもらうのがいいです。
膿は放置してしまうとリンパ腺に転移し、首を少し動かすだけでも痛みを伴うので危険なのです。
病院にすぐにいけない人は、ホットソークを行って膿を排出しましょう。
ホットソークは、人肌のお湯に食塩水を小さじ4分の1入れて混ぜたものに耳を15分程度浸します。
かゆみが続く時の原因と対処法
なんとなく痒みがあるけれど、出血や膿が出ているわけではないし、そのまま放置している人も多いです。
中には、赤みを伴うかゆみもあり、これは金属アレルギーの可能性もあります。
いつ発症するのかも個人によって違うので今まで大丈夫だったから金属アレルギーにかからないというわけではありません。
ピアスはアクセサリーの中でも金属アレルギーにかかりやすいので注意が必要です。
ピアスは穴を開けてその断面にピアスを入れるので直接皮下組織と金属が触れます。
そうすると、金属が体内に入ってアレルギーを発症します。
ネックレスや指輪をしても問題ないからといってピアスも大丈夫だと思っていたけれど、アレルギーを発症してしまったという人も多いのです。
ピアスホールに赤みやかゆみの症状が起こったらすぐにピアスを外してください。
そして皮膚科を受診してください。
腫れが治らない時の原因と対処法
ピアスを開けて腫れるのは、皮膚に穴を開けたことにより、細胞が破壊されて修復しようと反応しているからです。
なので、初めてピアスを開けて開けた直後に腫れるのはよく起こることなので、そんなに心配はいりません。
ですが、もし腫れがひかない場合や悪化してしまった場合はこの理由以外の場合があるので対処が必要です。
通常耳たぶのピアスで2〜3日の腫れなら問題はないです。
まず考えられる原因は、ピアスホールが安定する前にピアスの着脱をしてしまうことです。
ピアスホールに余計に刺激が加わって腫れます。
そして、汚れた手でピアスを触ったり、ケアをしなかったりするとすぐに腫れてしまうので注意してください。
この場合もホットソークを行い、軟膏を塗って様子をみてください。
腫れが全然ひかないようなら病院でみてもらうのが一番です。
まとめ
ピアストラブルの原因と対処法をみてみました。
どの場合も、ピアスの使用を止めて病院に行くのがおすすめです。
ピアストラブルにはピアスを外す方がいいのですが、ピアスを外してしまうとピアスホールが塞がってしまうので、つけたままにしてしまう人がいます。
ですがそれでは症状が悪化する一方です。
また開けなければいけないことになるとしても、健康な耳の状態に戻す方が優先なので、残念ではありますがピアスホールが塞がってしまうことも覚悟してくださいね。
日々きちんとケアをしていれば金属アレルギーの場合を除いてトラブルは避けられるので、毎日のケアをしっかりおこなってください。
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