オシャレを楽しむアイテムの一つ「ピアス」。
耳たぶだけでなく、鼻や唇、耳の軟骨に開ける方もいらっしゃいます。
就職活動や職場、結婚などの際に「ピアス跡を消したい!残らないようにしたい!」方も。
「ピアスの跡は消えない」なんて話もあるしどうしよう?とお困りではありませんか?
そんなあなたはぜひ読んでみてください。
ピアスの跡は消えない
ピアスの穴はけがと同じ。
穴を開けたばかりのころは傷口がふさがろうとしますが、1か月ぐらいを目安に穴の周辺に新しい細胞ができた状態になります。
ピアスをしなくなれば穴は目立たなくなりますが、穴はあいた状態で跡も残ります。
目立たなくなるのは体質と、ピアスをしていた期間によって変わってきますが、小さなピアス穴でも約1年。
中にはそれ以上かかるケースも。
跡はやがて薄くなりますが粉瘤は残るので、ちいさなしこりが残ります。
目立つ場所のピアス、外しても塞がらない?
耳たぶのピアス跡くらいなら仕事にも影響は出ませんが、鼻や唇に開けた場合は死活問題。
鼻に開けていたピアスは外して5年ぐらいたつと毛穴ほどの大きさの跡になるようです。
体質にもよりますが、外して5年たってもまだ貫通する人も。
女性の場合はファンデーションで隠せますが、男性の場合は隠せませんよね。
「あとで塞ぐことを考えるなら、最初から開けないほうがいい」と勧める掲示板もあるので、開ける前であれば慎重に考えたほうがよさそうです。
芸能人では木下優樹菜さんが「一生残る」との発言をしています。
唇の場合、口の中側はふさがりますが、顔の表面側の穴はふさがりません。
ほくろに見えればラッキーですが、就職活動には不利でしょう。
耳の軟骨も耳たぶと同じです。
跡が残ります。
跡を残らないように消したいなら
目立つ部分なので消したい!と考えているのならば、形成外科を受診してください。
「切り取って縫い合わせる」という手術になります。
小さなピアスの穴でも赤みのある傷口になるのに1か月はかかります。
手術自体は日帰りですが、抜糸も必要。
跡がわからないくらいになるにはだいたい3か月が必要です。
耳・ボディともに1か所10万円前後かかります。
穴が大きいなどの場合は20万円前後、デザインを考え一度耳の細胞を切り取って、縫い合わせる作業になるので、耳のサイズも変わり、傷口がふさがるのにも1年は必要です。
まとめ
クリニックのHPなどを見てみると、やはり就職活動前に手術を受ける人が多いようです。
また、会社内でも配属先がかわったタイミングでの手術の方も。
もう開けてしまったのであれば早めの手術を、開けていないのであれば「開ける前によく考える」ことが必要です。
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