ファーストピアスを着けた後は、基本的に誰でも血や膿などの分泌物が出るものです。
しかし、それが長引いたり悪化したり……ということが起きた場合、ピアスを外して諦めなければならないどころか、病院に罹らなければならないことにもなりかねません。
では、どういった状態が危険なのでしょうか。
どうしてピアスが安定しないのか
ピアスを開けてから少なくとも一ヶ月はファーストピアスを外してはいけないとよく言われますが、それはその一ヶ月の間にようやく薄い皮膚がピアスホール(ピアスが刺さる穴)に形成されるからなのです。
なので、一ヶ月経ったばかりですぐセカンドピアスに付け替えると、ホールを傷めてしまうことも多いです。
ピアスホールが安定しない人に多いケースは、まだ安定していない時期にピアスを付け替えてしまったということです。
一ヶ月経って、腫れていなくてもまだ痛みがあったり、また、長く腫れる状態が続くような場合、金属アレルギーである可能性が高いです。
これは自力で対処して治るというものではありませんので、速やかにお医者さんに診てもらいましょう。
どこまでなら大丈夫?自分でできる対処法
血や膿が出るときは、まずは清潔を保つことを心がけ、ひどい腫れや痛みが無いときは様子を見ましょう。
ピアスホールから白い液が出てきたとか、臭いがあるとか、そういった場合には雑菌がピアスホール周辺に溜まっているので、よく洗い流すことが大切です。
これと腫れや痛みを併発しているときは、アテロームという粉瘤ができている可能性があります。
悪性の腫瘍ではありませんが、自然になくなることは無いのですぐに病院に行った方がいいでしょう。
まとめ
絶対に病院にかからなければならない主な症状は、腫れや痛みが2週間以上続くことです。
折角開けたからと言って渋っていると、ピアスでオシャレをするどころではない大変な怪我になってしまいますので、きっぱりと諦めて、また完治したら開け直すくらいの気持ちでいましょう。
そうならない為には日頃のケアが大事ですが、金属アレルギーですと対策し切れませんので(樹脂ポストは衛生面的にファーストピアスとして絶対に使用してはいけません)、慌てずに対処できるように、そういうことが起こりうるということを心がけて置いた方がいいかと思います。
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