皆さんもご存知のように、ピアスを開ける行為とは身体に穴を開けること、つまり傷を付けることです。
血が出るような傷の処置としてぱっと思い浮かぶのは消毒することでしょうか。
しかし、ピアスの穴を安定させるには、消毒するばかりが良いとも限らないのです。
ピアスの穴を安定させる、いいケアの方法とは?いくつかご紹介していきます。
消毒よりもまずは冷やしましょう!
ピアッサーでもニードルでも、ピアスを開けてすぐしなくてはならないのが冷やすことです。
痛みを緩和する為に、ピアスを開ける前に冷やすのがいいと聞くこともありますが、そうすると皮膚の組織が硬くなって器具が通りにくくなったりするので、綺麗な穴(ピアスホール)を作るためにはあまり良くないそうです。
冷やすのは、ピアスを開けた後が肝心です。
流血や腫れを抑える効果がありますので、処置後は保冷剤などをしっかりと当てて冷やしましょう。
その後の消毒で注意したいこと
冷して腫れが落ち着いた後、血や組織が滲むピアスホールを清潔にしなければなりません。
じゃあ消毒を……と、早まってはいけません。
まずは、患部を綺麗に洗い流すことが第一です。
お風呂に入った際になど、ピアスを回しながらよく洗浄すれば、消毒は必ずしも必要ではないと指導するお医者さんもいらっしゃるそうです。
適切な消毒の方法は?
消毒する方法としてメジャーなのは、マキロンやオキシドールなどの消毒液を使用することでしょうか。
しかし、これらの消毒液は殺菌作用が高いので、ピアスホールに使用するとできたばかりの組織を傷めてしまうこともあります。
そこで、ジェルタイプの消毒液などがオススメです。
殺菌作用がそこまで強くなく、また垂れにくいので耳たぶに使用するのに適しています。
筆者が皮膚科でピアスを開けたときは、液状で目薬のような形と大きさの消毒液を処方してもらいましたが、使用しても染みることもなく、少量で垂らすのに使い易いタイプでした。
まとめ
基本的にピアスを開けた後は、まず冷やすことが重要なようです。
それから、ピアスホールを清潔に保つこと。
これをしっかりと守ってから、消毒は作用が弱めのもので試してみた方がいいでしょう。
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