ピアスを開ける方法のひとつに、ピアッサーで開けるやり方があります。
一度発射してしまえば勝手に穴が開くので一度の決心で済むのですが、バチンと大きな音が鳴ることなどから、怖くてなかなか勇気が出ないという人も多いようです。
ということで、不安を和らげるためにまず分からないことを減らしていきましょう。
ピアッサーとニードルの違い
ピアスの開け方はいくつかありますが、そのひとつにはニードルを使う方法もあります。
太い注射器で穴をくり抜く、とイメージするのが分かり易いかと思います。
針の先端が尖っているので皮膚に入りやすく、痛みが少なかったり結果的にきれいにピアスホール(ピアスが入る穴)を作ることができたりするのですが、自分で針を押し進めなければならないため、痛くても途中で止めたりしない気持ちが必要になります。
ファーストピアスを着ける作業も必要になりますので、これも少し難易度を上げている要因のひとつでしょう。
対してピアッサーは、ニードルより鈍い針が皮膚を押し潰しながら進みます。
ホッチキスのような器具で、耳を瞬間的に挟み、ファーストピアスを同時に着けることができます。
バネの力で飛び出す針がファーストピアスそのものになっているのですね。
怖くないのはどっちのやり方?
結論から言えばピアッサーの方が一瞬で事が済みますので、恐怖も一瞬で終わります。
しかし手軽さの反面、穴の開く瞬間が痛くなくても後からじんじんと痛みが出てくることにはどちらも変わりませんし、ピアスホールの形成はニードルよりピアッサーの方が遅いことが多いそうです。
一般的な耳たぶに開けるならどちらでも適切に行えば問題無いでしょうが、軟骨などに開ける場合はニードルの方が危険性が少ないです。
初めてのボディピアスなら尚更、自分でやらずにお医者さんで開けてもらうのがいいでしょうが……。一番怖くないのはプロのお医者さんに任せることですからね。
まとめ
どんなに怖くてもやっぱり自分で開けたい!と言うときは、何に一番不安を感じているのか考えてみるのもいいでしょう。
開ける瞬間の勇気がどうしても出ないということならピアッサーを、開けた後痛みが長引いたり化膿する可能性を少しでも減らしたいということならニードルを、という選び方もあると思います。
きれいに開けたいということでしたら、開ける位置を誰かに見てもらうだけでも効果があるでしょう。
怖さを感じているということは、何かに対して不安を持っているということですので、ピアスを開ける前に一度じっくり考えてみた方がいいかと思います。
ピアスは一生付き合うことになるものですので、開ける方法から後悔の無いように選びたいですね。
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