ピアスを開けておしゃれを楽しもうと思ったけれど、耳を触るとしこりができてしまっていて、気分が落ち込んでしまった。
こんな経験はありませんか。このしこりは治るものなのか、原因は何なのか、気になることがたくさん出てきます。
ピアスのしこりで困っている人に、しこりができてしまう原因とその対策をご紹介します。
ピアスホールのしこりの原因
ピアスホールのしこりは、1つの原因からではなく、いくつかの原因が考えられます。
ひとつめは、ピアスを開けることで小さな傷がつき、皮膚のごみが皮膚の中に残ってしまうことです。
ふたつめは、粉瘤(アテローム)と呼ばれている良性の腫瘍です。
耳たぶにできやすいもので、皮脂や古い角質が溜まってしこりになります。
みっつめは、肉芽です。
これは、免疫反応のことでピアスを体が異物と判断し、それを取り除こうと細胞が集まって盛り上がり、しこりになります。
他にも、ケアの仕方を間違えてしまって細菌繁殖が原因のしこりもあります。
しこりができてしまったらどうするの?
消えるしこりとしては、ピアスを開けた時にできた傷が原因のしこりがあります。
細胞のターンオーバーとともにしこりが消えます。
そのほか、粉瘤(アローム)、肉芽の場合は、皮膚科・形成外科で手術が必要です。
粉瘤や肉芽の場合の応急処置
病院にいくまでの間にできる対処法を紹介します。
人によっては、この対処法だけでかなり症状が緩和される人もいます。
まず、粉瘤の場合は抗菌薬を使います。
炎症が治まっていないと手術もできないため、なるべく早く炎症を落ち着かせましょう。
肉芽の場合、抗菌薬をぬり、ホットークやクエン酸ケアをします。
ホットークは体液に近い濃度の食塩水をお湯に溶かし、それを15分間耳につける方法です。
クエン酸ケアは、市販のクエン酸を買って、お湯に溶かしコットンにしみこませてそれを10分間耳につけます。
まとめ
ピアスのしこりについて、様々な原因があることがわかりました。
ピアスを開けた時にしこりが気になった人は自分がどの原因でしこりになっているのかしっかりと見極めることが必要です。
時間とともに消えるものでしたら心配はいりませんが、消えないものの場合、消したければ手術も検討する必要があります。
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