ピアスは開けたら毎日のケアが必要になってきます。

面倒くさいと思う人もいるでしょうが、ケアを怠ると皮膚トラブルが起きて後々もっと面倒になるので、日々のケアはとても大切なのです。

今回はケア用品として、消毒液・石鹸・軟膏・ジェルがありますが、それぞれどのようなものなのか?使用方法は?といった疑問にお答えします。

ピアス ケア

ピアスケアと消毒液

以前は、消毒液を使う方法は主流でした。

ですが、現在では消毒液ではなく洗浄によって日々のケアを行うのが正しいといわれています。

消毒液は細菌をなくすもので、その際に皮膚細胞も壊してしまいます。

消毒液は、傷を治すための自分の免疫細胞もなくしてしまうのです。

その結果ピアスホールの傷が治らず安定するまでに時間がかかってしまいます。

そして、消毒液は刺激が強くて肌に優しいとは言えないので、皮膚の炎症につながりやすいです。

消毒液を塗る・スプレーすることはトラブルの元なのでやめましょう。

ピアスケアと石鹸

ピアスケアは消毒液ではなく、洗浄だということを書きましたが、洗浄には石鹸(ボディソープでも良い)を使用します。

洗浄は日々のピアスケアとしては一般的なので、この方法でケアをしてください。

ケア方法を説明します。

  • まずはピアス周辺をぬるま湯で洗って、ざっと汚れを落とします。
  • 石鹸やボディソープを泡立てて、耳を泡で包み込むように優しく洗います。
  • 3分後、ピアスを前後にくるくる動かしてホール内部も洗います。
  • 泡が耳に残らないようにしっかりと洗い流します。
  • 耳をタオルで拭いて、水気をなくしてください。細かい部分は綿棒で水分を拭き取りましょう。

これを朝と夜の1日2回おこなってください。

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ピアスケアと軟膏

軟膏はピアスホールが化膿した際に使用します。

化膿とは、ピアスホールが細菌感染によって炎症を起こして膿と呼ばれる匂いのある液体が出ることをいいます。

ピアスホールが化膿してしまったら、抗生物質入りの軟膏でケアをします。

ゲンタシン軟膏」はゲンタマイシン硫酸塩という抗生物質入りの軟膏で細菌感染に効果があります。

症状がひどい人は「リンデロン軟膏」がおすすめです。

この軟膏にはステロイドも含まれているので即効性が期待できます。

どちらも病院で処方されますので、ほしい方は病院でもらってください。

ピアスケアとジェル

最近になってピアスのジェルというものが出てきました。

消毒ジェルが市販で売っていますが石鹸でのケアを毎日している方なら使う必要はありません。

ですが、ジェルも使ってみたいという人もいるでしょう。

そんな人はいつも石鹸やボディソープでしているケアをジェルに変えておこなってみてください。

ジェルの利点は、泡立てる必要がないのですぐ使えることです。

まとめ

ピアスは普段は石鹸やジェルでケアをして化膿した時には軟膏を使うということが分かりました。

それぞれ正しく使ってピアスのケアをすれば、膿や出血も起こりにくくなるので、毎日の石鹸やボディソープでのケアを丁寧におこなってくださいね。

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